バースプランを書きました。
バースプランを書きました。
大前提として「(3人目だし)無事に生まれりゃ何でもいいよ。」ってのがあって中々書かないでいたんですけど、せっかく渡された用紙を白いままで提出したら悪いかな?(というか怒られるかな?)という思いのもと、ようやく書いてみることにしました。
さて、書くと決めて今度のお産に向き合ってみると、人生の中でそう何度も経験することのできないイベントです。多分今回で最後になるでしょう。ならば、「とにかく楽しみたい!!」という気持ちが湧いてきました。
よくあるバースプラン記入例
〇音楽を聴きながら
〇アロマをたきながら
〇自由なスタイルで
〇夫・子供の立ち合いで
〇陣痛促進剤は使いたくない
〇会陰切開はしたくない
〇母乳をあげてみたい
などがよく記入例として出てきます。
が、こんなんじゃないんですよ私の求めるお産は!!
音楽を聴きながら、アロマをたきながら→私は陣痛中にそれを感じる余裕ありません。
自由なスタイルで→私の行っている産院は結局仰向けにさせられます。
促進剤は使いたくない。会陰切開はしたくない→最終的には医師の判断でしょ。
なーんて思ってしまいます.
で、いろいろ調べてみました。
ちょっと興味をひかれたのがコチラ。
ロータスバース
ロータスバースとは、アメリカのネイティブインディアン達が昔から行っていたやり方で、赤ちゃんが誕生したら、へその緒を止めない、切らない。胎盤が出てきても、へその緒は繋がったままにしておくというもの。
その後、臭い・腐敗対策として胎盤には、ハーブと塩をふりかけ、ガーゼ布で包む。
3~7日後頃には、完全に乾燥して、自然に綺麗にポロッと取れます。
ハサミを使わないので、感染症を引き起こす心配がない。また、胎盤とへその緒に残った血液や栄養が残らず赤ちゃんに送られるというメリットがあるそうな。
胎盤と繋がっていることの安心感から起こるものかは不明だが、個人的な意見として、「赤ちゃんがそれほど泣かなかった」との紹介もありました。
面白いのは、胎盤と赤ちゃんが繋がっている間、胎盤を触ると、赤ちゃんはそれを感じ取ることもできるとか・・・。
遅延臍帯クランプ
遅延臍帯クランプは、出産時の臍帯の切断を2~3分遅らせて切断するというもの。切断を遅らせることで、胎盤から新生児への血流が増加し、新生児の生後数ヵ月間の鉄の状態が改善することがわかっている。
自分で臍帯を切る
ネット上のバースプラン記入例などでもよくみかけるやつ。思い出づくり、旦那や子供に切らせたい場合は絆を深めるなんて意味があるのかな?
胎盤食!!
かなりビックリしましたが、出産後の母乳がスムーズに出る。ホルモンバランスを安定化させる。消耗した鉄分を回復させる等の効果があるようです。そして何より胎盤はけっこう美味しいらしい・・・。
赤ちゃんとはこれからずっーと一緒にいるわけですから、抱っこしたいとか、母乳をあげたいとかという(後からでもできること)事よりも、分娩台に乗っている間しかできないようなこと、分娩の瞬間にしかできないようなことをしたみたくて・・・。
医学的根拠と現実問題
ロータスバース、臍帯遅延クランプで謳っているのは、胎盤内の残りの血液や栄養が赤ちゃんに残らず送られる、新生児貧血の改善が見込めることが明らかとなっているが、日本人においては新生児黄疸や新生児心肺障害のリスクもあることが示唆されています。
自分で(家族が)臍帯を切る
臍帯の中に血管が通っているわけですから、ひとつ間違えれば赤ちゃんを失血させる可能性があります。
そしてその血流は、赤ちゃんの心臓に直行するものなので、正しい手順を守らなければ感染症を起こさせてしまう可能性も・・・。見ている分にはそれほど難しそうなことではないかもしれませんが、日本ではきちんと必要な知識と技術を学んだ専門家にのみ許された医療行為とされています。
胎盤食
母乳の出云々は個人の主観ですから根拠は乏しいようです。ホルモンバランス、鉄分の回復も一時的な効果は得られるかもしれませんが今は良いお薬などもありますし。
そもそも、日本では病院で出た血の付いたガーゼ、臓器、注射針は、感染の危険があるため医療廃棄物として、専門の業者に処理を依頼しなければいけないことになっております。
なので、基本的には、胎盤を持ち帰ることは不可能。
結局こんな感じにしてみました
私のバースプランはこんな感じです。
〇赤ちゃんの頭が出てきたら触らせてほしい。
〇臍帯のつながったままの赤ちゃんを見たい。
〇臍帯の拍動を見てみたい。触りたい。
〇胎盤、臍帯を見たい。触りたい。
まぁ、この位だったらさせてもらえるかな?