めんどくさい母ちゃんの日記

理屈っぽい母ちゃんの日々の育児や保育園について思ったこと、義父母との同居生活の愚痴など書いています。

節分の鬼

確か一昨年の節分の事だったと思いますが節分で思い出した事を書かせて下さい。
保育園での節分行事の数週間前に長女が保育園から一枚短冊を配られ持ち帰って来ました。
保育園からの手紙によると『自分の中のやっつけたい鬼を書いて持ってきて下さい。短冊を保育園で掲示します。(記入例)泣き虫鬼をやっつけたい。怒りん坊鬼をやっつけたい。等』と言うような事が書いてありました。で、いざ書こうと思って長女はどんな特性があるのか思い出してみると割とちょっとしたことでもすぐ泣いちゃって・・・。てのはあるんですが、子供だしそれって当たり前だよねと思い直しました。だとするとそもそも「泣き虫鬼とか怒りん坊鬼がやっつけなければならないほど悪いことなのか?」と疑問に思ってしまいました。「気に入らないことがあるとウチの子すぐ泣いて要望を通そうとする。」とか「怒って暴れるから困る。」って事どこのお家でもあると思うんです。でもそれって子供ゆえの未成熟さから来ているもので、成長とともに軽減していくものだと思います。なので、それらを問題視してことさらに追い払おう(改善しよう)としなくても良いのではと思います。子供は泣いたり・怒ったりを繰り返しながら自分の気持ちを他者に伝えたり他者と自分の意見の違いに我慢をしたりして感情をコントロールすることを学んで行くわけですから、親側からしてみたら少し困ってしまうような態度もまた成長するには必要なものであると思うんですけど・・・。引っ込み思案とか甘えん坊なんかもそうですよね。いや子供自身がね、自分は泣き虫だから頑張ろうという思いがあって自分で「泣き虫鬼をやっつけたい。」と書いたり親に代筆してもらうとかならアリだと思います。

大人になってからの泣き虫、怒りん坊これはやはりやっつけなければならないでしょうけれど、保育園でこういうものが配られるという事は、子供の泣き虫、怒りん坊をやっつけなければならない悪いものであると捉えているという事なのか?
プラスに考えるなら、子供自身が「こうなって行きたい。」と思えるようにすることが目的だったのか?


一応プラスに考えて「泣き虫鬼をやっつけたい。」って書いて提出しましたが。